初めてのお試しソロハイキングの計画を立てたら、持ち物を準備しましょう。
計画の立て方は「50代女子 ゆるゆるソロハイキングの始め方 計画編」を参照してください。
すべて登山用品を揃えようとすると、それなりの金額になります。
お試しハイキングの場合、手持ちのアイテムから選択してもよいでしょう。
四種の神器で足りないものは、登山専門店で店員さんに相談して購入しましょう。
お試しハイキング 四種の神器の選び方
☆四種の神器
「靴」「ザック」「レインウェア」の3点を三種の神器、「下着」を含めて四種の神器と言われています。
手持ちのものがない方は、登山用品を購入しましょう。
1人で登ってみようかなと思う方は、登山を続ける可能性が高いのではないかと思います。
ハイキングツアーに参加するにしても、三種の神器は登山用品でないと参加させてもらえないこともありますので、登山用品を揃えることをおススメします。
☆手持ちのアイテムから選択する基準
・靴
スニーカーで靴底(アウトソール)に凹凸のあるもの。
滑り止め効果が高いものを選びましょう。
・ザック
街用の通勤などで使っているリュックサックで大丈夫です。
必ず両手があくようにしておきましょう。
・レインウェア
上下別のレインジャケットとレインパンツ。
晴れていても、必ず持っていきましょう。
持っていない方は100均のレインジャケットとレインズボンでもよいので必ず準備しましょう。
レインコートやレインポンチョは長すぎると足さばきが悪くなるので、おススメしません。
着用して、太もも90度の高さで足踏みして、足や靴に引っかからないか試してみるとよいでしょう。
・下着
ブラジャー、ショーツはポリエステル素材のものを選びましょう。
綿(コットン)、絹(シルク)はやめましょう。
寒い時期によく着る、ヒート●●●のような吸湿発熱する下着もおススメしません。
超低山でも登ると汗をかきます。吸湿発熱素材の下着は、かいた汗でどんどん暑くなり、暑いのでますます汗をかき、山頂の休憩時に一気に汗冷えする、ということがあります。
50代になると、日常でも汗をかきやすかったり、冷えを感じやすかったり、体温調節がうまくいかないことも多いと思います。
山で汗をかき始めると着替えることもできず、汗冷えすると低体温症になる危険があります。
いかに汗冷えしないかを考え、下着は温かさを求めず、汗を外に逃がすことを優先しましょう。
また、ブラジャーの金具がザックに当たると違和感や痛みでストレスになることがあります。
お持ちの方はカップ付きタンクトップがよいでしょう。
私は最初、UNIQLOエアリズムのブラタンクトップで登っていました。
ショーツもポリエステル素材のものにしましょう。
お試しハイキング 必ず持っていくもの
☆必要な持ち物
・水分(1~1.5ℓ)
目安は、水300~500ml、スポーツドリンク500ml、好きな味の飲み物200~500ml
水は飲むためよりは、ケガや薬の服用時など、いざという時のためのお守りです。
スポーツドリンクは体内吸収がよいので、水分補給用です。経口補水液でもよいと思います。
好きな味の飲み物は、何でもよいと思います。疲れた時に少し飲むと元気がでます。
私は、お湯を持っていって、コーヒーを淹れて飲んでます。
・行動食
好きなものを持っていきましょう。甘味、塩味、酸味を持っていくとよいといわれています。
私は、バウムクーヘンやパウンドケーキ、ナッツやせんべい、が多いです。
・地図
紙地図がおススメです。
「YAMAP」や「ヤマレコ」などのアプリを使用する場合は、電池切れにならないようモバイルバッテリーを持参しましょう。
・ヘッドライト
小型の懐中電灯でもよいです。ストラップなど付けて、手で持たなくてもよいようにしましょう。
超低山でも街よりも早く暗くなります。
・薄手のタオルまたは手ぬぐい
手ぬぐいやガーゼタオルのような乾きの早いものがよいです。
私は、登るときに首に巻いて汗止め、日焼け防止としても使ってます。
ケガをした時など、三角巾や包帯の代わりにもできます。
・救急用品
絆創膏、虫刺され薬、鎮痛剤、サバイバルシート(エマージェンシーシート)
超低山でも、靴ずれ、擦り傷、虫刺され、捻挫などの危険があります。
・スマートフォン/携帯電話
ソロハイキングの命綱です。
電池の持ちが悪くなっている場合は必ずモバイルバッテリーや予備電池を持っていきましょう。
・ゴミ袋
●サイズ大:30~45ℓ 1枚
雨が降ったときのザックカバー代わりもなります。
あらかじめ、ザックの中にゴミ袋を入れ、その中に濡れると困る物を入れておくと安心です。
●サイズ小/中 1~2枚
ハイキング中にでたゴミはすべてゴミ袋に入れて持ち帰りましょう。
・ティッシュ(又はトイレットペーパー)
トイレに紙がない場合があります。
・小銭
トイレチップ(50円や100円のところが多い)
・帽子
お持ちの帽子で大丈夫です。
秋、冬は防寒、春、夏は日よけのためにかぶりましょう。
お試しハイキング あるといいもの
☆持っていくとよいもの
・ランチ
お好きなランチを持っていきましょう。ゴミは必ず持ち帰りましょう。
すぐエネルギーになる炭水化物がよいといわれていますが、美味しく食べられれば何でもよいと思います。
私は、寒い時期はパンとスープ、暖かい時期はおにぎりとみそ汁が定番です。
・ウェットティッシュ
山でランチを食べる人は必ず持っていきましょう。
・折りたたみ傘
レインウェアがあれば必須ではありませんが、下山後は折りたたみ傘の方が便利です。
・モバイルバッテリー(予備電池)
ソロハイキングの命綱はスマートフォンです。
普段スマートフォンをあまり使わない方も、ハイキングでは地図を見たり、写真を撮ったり、意外と使って電池が減ります。
・日焼け止め
休憩時に塗りなおしましょう。
木漏れ日はくせ者です。意外と日焼けします。
・腕時計
普段スマホで時間確認をする方も、あったほうがいいです。日常使いのもので大丈夫です。
時計を見るだけでもスマホの電池は消耗します。
また、頻繁にスマホを出し入れすると落下、破損のリスクが増えます。
四種の神器を持っていない、、、という方は、ぜひ登山用品を購入してください。
靴とザックは自分の体に合っていることが大事なので、専門店で購入されることをおススメします。
登ってみよう!と思われたでしょうか?
やっぱり難易度高そう、、、と思われたでしょうか?
いつでも今日が一番若い日です。
登ってみたいと思ったときにチャレンジしてみてください。
まずは持っているもので、適したアイテムを探してみましょう。
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